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防犯ノウハウ3 泥棒たちの行動

盗む側(泥棒、空き巣)の心理

「防犯ノウハウ2」では、主に下見時の泥棒心理データから、「家を狙われにくくする」ことに主眼を置いて解説してきました。
続きましてその3としてこのコーナーでは、実際に犯行に及ぶ際の泥棒の行動や心理から、さらに深く防犯対策について考える材料としてみます。

犯人へのインタビューによると、 31.4%の泥棒が「留守かどうか確認したうえ、戸締りしていない箇所を探す」 と回答しています。
いつの統計を見ても侵入盗被害の 15〜20%が「無戸締り」 によるもの、となっているほど、戸締りしていない箇所があると被害に直結する傾向にあります。

さて、犯人が、狙った家が留守かどうか確認する方法として、下に示したデータが取り上げられています。

なんとインターホンや玄関チャイムで呼ぶ、との回答が全体の約半数を占めています。大胆不敵!と思われる向きもあるかもしれませんが、
スーツ姿(セールスマンを装う)や作業着(配達員を装う)など、家に入り込んでも怪しまれない服装に身を包んでいることが多い ため、意外に見破られないといいます。

注意すべきは、最近不快な訪問セールスや勧誘などが横行しているため、チャイムが鳴っても玄関まで出ないで居留守を使うかたもいらっしゃいます。
ですが、これを元に犯人が留守と思い込んで押し込んでくる可能性もあり、そういう場合には犯人は凶行に及ぶことすら考えられます。
セールスはうっとうしい存在ではありますが、こうした危険性も頭においておくようにしてください。

留守の確認方法グラフ

「その1」で犯行をあきらめるまでの時間、というデータを紹介しましたが、 こちらは「犯行に及んだ際、逃げるまでの所要時間」を示したグラフです。 本当に一瞬です。 ごみ捨てやちょっとお隣へ、というだけのスキを確実についてくるのです。注意しましょう。

犯行時間グラフ

これまでのデータを見ると、泥棒は私たちの生活のスキを確実に、 それもすばやく突いてくるということがよくわかります。 ですが、その一方で確実にターゲットを選んでいる泥棒でも、91%の犯人が「侵入をあきらめたことがある」と回答したこともわかっています。 では、犯行をあきらめる理由とは、いったいどのようなものでしょうか。 まず、これまでにで紹介したように犯人は「手間と時間がかかる」ことを最も嫌います。 手間のかかる家だとわかれば、犯行に及ばないことも多く、ついで時間以外の障害をあきらめた理由として挙げています。 では、時間がかかった以外の回答はどうなっているでしょうか。 複数回答で訊いたデータがありますので、下をご覧ください。 犯行をあきらめた理由グラフ
このようにデータを見ていますと、犯人にとって抑止力となるのは「人の目」だということがよくお分かりいただけるでしょう。
出かける際には隣近所に声を掛けて気にしてもらう など、
ごく基礎的な地域防犯の心得が犯行を防ぐためには重要になってくるわけですね。

せめて、自宅の両隣くらいは、普段から挨拶などを欠かさぬようにし、コミュニケーションを保っておきたいところです。

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