防犯防災ドットコムでは、このWebサイトやメールマガジンを通じて、さまざまな防火、防災ノウハウをお伝えしています。このページ以下、各ページでは防火のための情報、防災(特に地震対策)のための情報をお届けします。
1)防火ノウハウ 火災の恐怖と対策
2)地震対策
3)外出時の地震対策 (このページです)
4)外出時のちょっとした心構え
10年前の阪神大震災では、阪神高速の高架が崩壊するなど、大惨事に見舞われた道路網。さすがに、運転中に道路が崩壊すると無事で済む確率は低くなってしまいますが、それ以外の場合でも、適切に対応しないことには、事故など二次的な災害に見舞われる確率が高くなってしまいます。
では、運転中に地震に遭ったときの適切な対処とは、どのような行動でしょうか。
○ ハンドルをしっかり保持し、速度を緩めて止まること
車に乗っているときに大地震に遭った方の話を伺うと「いきなりパンクしたときのように、車ががくがく揺れる」という感想を得ました。店長Tは、地震に遭遇したことはありませんが、高速道路で100キロだしているときにいきなりパンクしたことや、前から丸太が転がってきたことはあります。そうしたときには、以下の点に注意するのが正解のようです。
○ハンドルをしっかり握ること
○いきなり急ブレーキを掛けないこと
○次第にスピードを緩め、路肩に止まること(後ろも確認!)
○急に進路を変えないこと
こうしてゆっくりと止まった後、周囲の状況を確認します。
停める場所の周囲には、電柱や塀などがないことがベターです。倒れてくる可能性もないとはいえませんからね。公園や学校、空き地などのそばがいいでしょう。
その際に有効なのが、地震のときの情報収集手段「ラジオ」です。
幸い、たいていの車にはカーラジオがついていますよね? これをつけてよく情報を聞くのです。特に、出張や旅行など長距離を走るときには、そのエリアにあわせてラジオをあらかじめチューニングするとよいでしょう(高速上の看板やサービスエリアなどで周波数は告知されています)。
また、地震だからといって、いきなり外に出ないようにしましょう。 電柱や塀では無理ですが、少々の落下物などは車のボディが防いでくれますから。ただし、海沿いや川の河口付近など、津波が来る恐れのあるところでは別です。安全な場所に車を止めて早急に避難しましょう。
避難する際に注意したいのは、緊急車両の通行の邪魔にならないようにする
ことと、鍵をつけっぱなしで出ることです。鍵を掛けて出てしまうと、救助隊員などが移動させることができなくなってしまいます。車を盗まれる云々はこの際置いておいて、自分の命を守ること、他人に迷惑を掛けないことを重視してください。
電車やバスなどの公共交通機関に乗車しているときにはどうでしょうか。
まず、ゆれを感じたら座席や手すりにしっかりとつかまり、急停車に備えましょう。
また、脱出はみだりにしないこと。特に地下鉄の場合、線路上に高圧電流が流されている部分があり、そこに触れると即死してしまう恐れがあります。必ず乗務員の指示に従ってください。
ただし、火災や横転事故などの場合には別です。ドアに備え付けられている「非常用コック」をまわして脱出しましょう。その際には、反対側の線路や道路から別の車両が走ってくることがありますので、周囲に十分注意しましょう。
地震の際に、地下街は意外に安全であるということが言われています。窓ガラスやショーウィンドウなど、壊れて怪我をする可能性のあるものから離れ、かばんなどで頭を守ってやり過ごします。
その後避難するわけですが、もし電気が消えても冷静に。一分程度で非常用の電灯がともる仕組みになっています。また、地下街で怖いのがパニック。一気に出口に人が殺到し、そこで死傷者が出ることもままあります。
落ち着いて、空いている出口を探しましょう。地下街には、法令で60mおきに出口を装備するように決められています。意外に出口はたくさんありますから、安心してください。
高層ビルで一番怖いのは「窓ガラスの割れと落下物」です。
ゆれを感じたら窓から離れましょう。大きな柱や壁に寄り添い、頭上からの落下物から身を守りつつ体をかがめましょう。ゆれが収まるまで、移動するのは危険です。
その後は、階段を使って避難します。係員の指示に従い、落ち着いて避難しましょう。日本の高層建築は、丈夫に出来ています。繰り返しになりますが、落ち着いてゆっくり避難するべきです。
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